エンドレス後悔記

後悔の多い人生を送ってきました

積もり積もって(1)

小さい頃からなまじ頭が良く(とはいっても校内というとても狭い範囲だったが)、勉強というのを舐めている節があった。ある時から宿題をサボり始め、最終的には殆どやらなくなってしまった(ここで癖がついた)。しかし5教科の成績は良かったし、小5で漢検4級というそこそこの試験に合格してしまった為、完全に調子に乗っていた。

 

 

中学校に入ると挫折を経験する。初めての定期テストで160位中40位という順位を取ってしまう。自分の通っていた中学は3つの小学校の児童がそのまま入学する市立中学校だったので学力が高いわけではなかった。それなのにこの順位は単に勉強不足であったと言わざるを得ない。そこで「次のテストは挽回するぞ」と意気込んで迎えた次の定期テスト.......

 

 

 

 

 

66位だった。極度の面倒臭がりが勉強を阻害し、ゲームに手を伸ばして自滅した。その後も反省せずに順位は下がり続け、1年終了時は80位にまで落ち込んだ。それを見かねた両親は自分を塾に放り込んだ。その塾は個人経営で束縛も緩く友人も多かったので楽しく通っていた。学校と塾の授業はほぼ同じ内容で、進みが遅かった学校の授業が実質塾の復習の様になり、また成績が上がり始めた。中3の2学期までに15位まで順位は上がり、小学校高学年の『調子乗り』時代に逆戻り。そしてそのまま迎えた高校入試、テンションそのままの勢いで自分は第1志望の県立高校(県内でそこそこの進学校と言われている)に合格し、残り短い学校生活では数少ない友人と悔いが残らないように過ごした。

 

 

そして始まった高校生活、自由な校風の男子校というのもあってかなり過激な新歓イベントが続き、若干気圧され気味ではあったがそれでも楽しんでやっていけそうだと期待を膨らませていた。そんな中行われた入学後実力テストで.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最下位を獲得した。

                                                             (2)へ続く